レコーディングは音の入口であり、ここで作品のクオリティが決まると言っても過言ではありません。ここで失敗すると、後からではどうしようもないのが音楽レコーディングです。数々のレコーディングで培われた技術と知識で、音源にベストなマイクを選び、最高のマイクアレンジを施します。

アクセルスタジオでは他の多くのスタジオ同様、DAWでボーカルや楽器のレコーディングを行います。業界標準のAVID ProTools UltimateをHDXカードとHD I/Oと一緒に運用することで、レイテンシーを一切気にすることなく、安定したシステムで録音が可能です。

出張レコーディングにも対応しており、その際はRME UFX+とProToolsで録音します。こちらも安定性は抜群!サウンドも最高で、しかもUSBメモリにバックアップレコーディングも可能。失敗の許されないライブ録音でも安心です。

アクセルスタジオ最大の強みは何と言っても豊富なボーカルマイクを用いたボーカルレコーディングです。
NEUMANN U67を超えると言われるSOUNDELUX U99をはじめ、日本に10本しかない超レア真空管マイクsE Electronics Gemini III、業界標準のNEUMANN U87AiおよびU87i、他にも豊富なマイクを取り揃えてきます。SONY C-100もペアで導入しており、近年ブームとなっているハイレゾレコーディングにも完全対応しています。

HAは本物のビンテージNEVEフルマリンエアモデルを愛用。さらにToneflake佐藤氏のこれまたフルマリンエアカスタムのChameleon Labs 7602MkIIやVINTECH 273等も保有し、同じNEVE系でも声質や楽曲に合わせて、質感をコントロールしながらレコーディングを行います。

バンドレコーディングには外部スタジオを使用して対応。ご予算と目指す音に合わせて、使用スタジオを選択します。

ギリギリの予算しか無いという方には、機材だけ持ち出して、ご自宅やリハスタでのレコーディングも可能。バンド録音においても、引けをとらない豊富なマイク群を揃えています。詳しくはSTUDIO -スタジオ-からご確認下さい。

また、ライブハウスやイベント会場でのライブレコーディングにも対応。デジタルミキサーでDAWとSDカードにそれぞれマルチ録りしながら、リアルタイムミックスも可能です。収録後、すぐに放送・配信をするような場合はベストなスタイルです。放送局のライブイベント収録で実績もありますので、是非お任せください。

ミックス、トラックダウンはレコーディングした各楽器、ボーカルなどのバランスを楽曲に合わせて整え、各種エフェクトを用いて音色を作り、空間表現を行います。アーティストの表現が最高の形で伝わるように細かく調整し、楽曲をより魅力的に輝かせます。時には原型を留めないくらいエフェクティブに加工することもあります。リスナーの心を惹きつけ、魂に響くようなサウンドを目指して、丁寧かつ大胆なミキシングを行います。

ほとんどのレコーディングスタジオで使われているAvid ProTools UltimateとHDX&HD I/Oの組み合わせで楽曲のミックスを行いますので、互換性もバッチリです。別のスタジオで作業したデータをそのまま持ち込んで続きが出来ます。

豊富なプラグインを駆使してのProTools内部完結のミキシングを基本スタイルとしているため、完全なリコールが可能。改訂時にもスムーズに修正したい箇所だけを直すことができます。勿論、必要に応じて、打ち込みだけで作られた音源に高級アナログアウトボードの質感を付加することもあります。

コンポーザー、アレンジャーの方からのミックスのみのご依頼も大歓迎です。今はDAWの普及で誰でもミックスが出来る時代ですが、だからこそミックスする人間のセンス、技術で仕上がりに大きな差が生まれます。また、ミックスで悩むと本来の曲作りに悪影響を及ぼしかねません。餅は餅屋です。是非任せてください。

マスタリングは作品をリリースする前の最終工程です。トラックダウンで2Mixにまとまった音を、どんな環境でもしっかりと鳴るように行う最後の音のトリートメント。それが真のマスタリングです。アクセルスタジオでは、ラージモニターに匹敵する再生能力をもつNEUMANN KH310Aだけでなく、ラジカセやイヤホン、ヘッドホン、ディスプレイのスピーカーに至るまで、様々な環境で音を確認し、ベストなトリートメントを行います。

現在、音楽作品の発表の仕方はCDのみに留まりません。定額配信や動画サイト、TwitterやInstagramなどのSNSも含めると、様々な媒体で作品が聴かれています。

特にSpotifyやApple Musicなどの配信サイトや、YouTubeなどの動画サイトではラウドネスノーマライゼーションがかかるようになっており、CDと同じマスタリングでは、作品の良さを最大限に出せません。

マキシマイザーで無理矢理音圧を稼いだ平坦なマスタリングはもう時代遅れです。そういったサウンドは上記のような媒体では強制的にボリュームを下げられるので、過度にコンプレッションすることなく、本来音楽が持つエネルギー、表現力をパッケージするのがアクセルスタジオのマスタリングです。

勿論、そういった制限のないCDでは、これまでの作品と並べて聴いた時に、急に音量が変わってしんどい、ということのないように音圧を稼ぐことも可能です。